【親日騒動】趙英男コンサート、予定通り開催へ

 親日発言で物議をかもしている歌手、趙英男(チョ・ヨンナム)が、李美子(イ・ミジャ)、パティ・キムと共演する「ビッグ3コンサート」に予定通り出演する。

 趙英男は李美子、パティ・キムと共に5月7~8日にソウル世宗(セジョン)文化会館大劇場での公演を皮切りに7月9日の仁川(インチョン)文化会館での公演に至るまで、大邱(テグ)、光州(クァンジュ)、釜山(プサン)、蔚山(ウルサン)、江陵(カンヌン)、春川(チュンチョン)、大田(テジョン)、全州(チョンジュ)、済州(チェジュ)の10都市を回る全国ツアーを2か月にわたって行う予定になっている。

 しかし、最近行った産経新聞とのインタビューで趙英男が「第2次世界大戦の戦犯が合祀されている靖国神社に行ったことがある」、独島(トクト)や教科書問題と関連して「冷静に対処する日本を見れば日本が一枚上」と発言した事実が伝えられると趙英男の出演中止を求める抗議が殺到した。

 これについて「ビッグ3コンサート」を企画するハヌルソリ社のハン・ミンヒョク代表は「趙英男さんの単独公演ではない。予定通り3人が出演して公演は行われるだろう」としながら、「趙英男さんの発言は適切ではなかったが誤解が相当部分であると聞いた。個人的なことのため公演とは結び付けないほうが良いだろう」とコメントした。

 また同代表は「趙英男さんの発言のため一部地域での公演の成功可否に疑問を提起して抗議したが、趙英男さん本人の意思とは違う形で報道された部分があるだけに公演は強行する」と強調した。

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