韓国、北朝鮮の子どもたちが平壌(ピョンヤン)で会ってクイズ番組を収録するプロジェクトが極秘に進められている。
MBCの金栄希(キム・ヨンヒ)芸能局長は15日、『!感嘆符』の人気コーナー「クイズ南北子ども競演」のフィナーレとして5月頃、北朝鮮の平壌で南北の子どもたちが直接会ってクイズ大会を行うイベントを推進していると明らかにした。
金局長はこのために先月末、中国・北京で北側の関係者と会い、北朝鮮のテレビ局側が最近、前向きな検討に入ったと付け加えた。
北朝鮮側は遅くても来月初めまでには回答することになっており、この番組自体にほとんど政治色がないだけに、特に問題なく実現されるだろうというニュアンスを漂わせた。
特にこの北側関係者は金局長に、まるで南北の子どもたちが実際に会ったように構成した「クイズ南北子ども競演」の資料を見て「アイデアがすばらしい」と絶賛を惜しまなかったという。
このコーナーの司会を務めているシン・ドンヨプは「南北の司会者や出演陣が平壌で会ってクイズで対戦することは、テレビの歴史に新たな1ページを刻むことになるだろう」と大きな期待を寄せている。
金局長はまた、他の人気コーナー「目を開いて」が近日中に米国で海外ロケを行い、現地で角膜がどのようにして用意され、韓国に運ばれるかを特集で放送する予定だと明らかにした。
『スポーツ朝鮮/チョン・ギョンヒ記者gumnuri@ sportschosun.com 』