「映画『太極旗を翻して』の米観客、ほとんどが韓国系」

 昨年映画「『太極旗を翻して』(日本タイトル『ブラザーフッド』)が米国市場で成功を収めたのは、韓国系米国人の攻略に成功したためだという分析が出た。

 映画振興委員会が15日発表した「『太極旗を翻して』ケース分析を通じた韓国映画マーケティング戦略」は「ロサンジェルスとニューヨークの標本を分析した結果、『太極旗を翻して』の観客は90~95%が韓国人か、韓国系米国人であった」と、配給会社IDPの分析結果を伝えた。

 『太極旗を翻して』の事例は、観客の国籍の面で、『春夏秋冬そして春』とは対照的だ。報告書は「配給会社の推測では『春夏秋冬そして春』の観客中、30~50%だけが韓国系だろうと見ている」と明らかにした。

 昨年9月、米国で公開された『太極旗を翻して』は計15週間に111万1061ドル(バラエティー誌発表)のボックスオフィス収入をおさめ、現地興行に成功したと評価されていた。

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