飲酒運転とひき逃げ事故容疑を持たれている人気グループ「Click-B」のキム・サンヒョクが13日午後3時、ソウル・新沙(シンサ)洞の所属事務所(キスエンターテイメント)オフィスで記者会見を開き、警察が発表した一部事実について反論した。
キム・サンヒョクは「公人として国民の皆様に物議を醸した点について心から謝罪します」とし、「しかし飲酒運転はやっていない。事件当日、飲酒運転容疑を避けるため逃走したこともない」と主張した。
以下はキム・サンヒョクとの一問一答
-事件当日、飲酒事実を否認したが、翌日撤回した。
「飲酒事実は初日から警察署で一貫して認めていた。単に飲酒運転をしなかったということが誤って伝わった。
-しかし、その後の警察発表で飲酒運転容疑が追加されたが。
「もう一度言うが、飲酒事実は認める。でも飲酒運転はやっていない。2度にわたって4~5時間の間に2~3杯飲んだだけだ。運転していた当時、酒は抜けていたし、法律に抵触するほどではなかった」
-警察が事件当時、アルコール血中濃度を0.071%と発表した。
「自分が証言した酒の量を飲んだ直後に出る可能性がある血中アルコール濃度推定値に過ぎない。しかし4~5時間で2~3杯しか飲まなかったし、酒を口に付けていただけで、(実際に)飲んだ量は全部で1~2杯だと思う」
-だとすれば、飲酒運転容疑を追加した警察発表に対し、抗議するつもりか。
「基本的には警察の捜査を尊重する。しかし不当だと判断されれば正当な権利を行使するため努力したい」
-事件現場から離れたのはなぜか。
「事故当時、被害者に自分の身元を明かしたが、喉を掴まれるなど被害者から恥辱的な侮辱感を受け、いったん宿泊先に行ってマネージャーに連絡した。自分自身の身元を明かしたので、ひき逃げというのは間違いだ。午後にマネージャーが警察と通話し『テレビ出演があるので終わってから行く』と警察に話した。しかしテレビ局側が来る必要はないと言われたので6時頃警察に出頭した。
-ミニホームページに一緒に酒を飲んだという知人が残したメッセージについては。
「事件当日の酒の席ではない。数日前に会ったことに触れたものなのに時期が誤解されている」
-被害者と示談は成立したか。
「被害者2人のうち1人とは今日示談が成立した。しかし残りの1人からは被害補償金で1億ウォン程度を要求されている。僕の全てを投げ打ってでも最大限努力したい」
-警察の強圧的な捜査はなかったか。
「強圧的な捜査は全くなかった。飲酒量が追加されたのは警察の方達が苦労して捜査していたので、さらに1~2杯程度飲んだと言っても飲酒運転に定職しないと思ったので、若気の至りで証言を追加した」