スタジオジブリの傑作アニメ『平成狸合戦ぽんぽこ』(韓国タイトル:ぽんぽこ狸大作戦)が28日、韓国の劇場で初公開される。
『火垂るの墓』』『思い出ぽろぽろ』の 高畑勲監督が演出した同アニメは94年に制作され、翌年フランスのアヌシー国際アニメーションフェスティバルで長編映画賞を受賞し、公開当時、日本で350万人の観客動員を記録している。
他のジブリのアニメーションと同様に、同映画には特有の可愛らしい発想とはつらつさ、環境問題へのメッセージが盛り込まれている。
演出とともに原作と脚本まで書いた同アニメーションで高畑監督は大都市の開発計画で行く場所を失った狸の話を通じ環境問題に言及している。
輸入会社はソウルのメガボックスCOEX店と釜山(プサン)海雲台(ヘウンデ)店など2つの劇場で上映する予定。