『乾パン先生とこんぺいとう』2人の「コン氏」が禁断の恋

 1999年にホラー映画『女校怪談2番目の話』(邦題:少女たちの遺言)で女子生徒としてデビューしたコン・ヒョジンと2001年に青春ドラマ『学校4』でデビューしたコン・ユ。「学園物」と縁が深いこの2人の「コン氏」が女教師と問題生徒として共演する。

 『香港エキスプレス』の後続として13日から放送されるSBS新ドラマ『乾パン先生とこんぺいとう』での共演だ。『乾パン先生とこんぺいとう』は師弟間の愛、校内暴力など高校を中心に展開される様々なエピソードを盛り込んだ「猟奇ハツラツな青春学園物」。

 コン・ヒョジンは高校時代、伝説の「女番長」として名をとどろかせ退学処分となった後、死に物狂いの努力の末、母校ジョンソク高校に赴任する女教師「ナ・ボリ」役を演じている。普段は物静かだが、腹を立てると何か騒動を起こす時限爆弾のようなキャラクターだ。

 女子高時代、唯一の希望は先生になり片思いだった美術教師「チ・ヒョヌ」(キム・ダヒョン扮す)の側に立つことだった。しかし三流地方大学卒の上、「コネ」も全くない彼女が教師にな道は果てしなく遠かった。だが、母校で財団理事長の問題児の息子を卒業する時まで関しする条件でナ・ボリを臨時教師に採用することになる。

 『サンドゥ、学校へ行こう!』以降、1年8ヶ月ぶりのドラマ復帰となるコン・ヒョジン。今回も教師役だ。コン・ヒョジンはボリ役を通じ不良っぽいながらも純粋に見えるコン・ヒョジンだけの魅力を存分に発揮する覚悟だ。コン・ヒョジンは「女子高のおてんば『女番長』を描くため、ワイヤーアクションも問題なかった」と話した。

 コン・ユは問題山積の財団理事長の息子「パク・テイン」役で登場する。米国に逃げるかのように留学するが、現地でも事件連発で追放され、ジョンソク高に再び戻ってくる。自分の監視役として起用された教師ナ・ボリに出会い、予想外の恋に落ちる。先日、映画『潜伏勤務』でも高校生役を演じたコン・ユは問題児ぶりがエスカレートした役を演じると見られる。

キム・ミリ記者 miri@chosun.com
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