「制作プロダクションの意見の食い違いで『フルハウス』の日本輸出が難航」

 ドラマ『フルハウス』の日本輸出が難航していると、韓国紙ヘラルド経済が1日報じた。

 同紙は「昨年夏、視聴率40%台の人気を博したKBS第2テレビのミニシリーズ『フルハウス』が、KBSと共同制作した金鐘学(キム・ジョンハク)プロダクションとヨンヨンエンターテイメント間の海外版権条件などの合意が成立せず、昨年秋から取り上げられていた日本輸出契約が延期されている」と報じた。

 当初『フルハウス』を購買しようとした日本テレビはドラマOSTの使用問題などが解決されず、契約を延ばしているという。

 ドラマの海外輸出実務を担当しているKBSグローバルは「金鐘学プロダクションとヨンヨン側がドラマの海外版権割合を明確に処理しておらず、ドラマOSTの権利を所有しているヨンヨン側がOSTの使用を承諾していない」と明らかにしたと、同紙は報じた。

 同紙は、共同制作会社間の合意が成立しない場合、ドラマ『フルハウス』に使われたOSTとはまったく別の音楽を挿入し、輸出される可能性もあるとした。

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