戦いは始まった。
4月1日に公開される映画『拳が泣く』(リュ・スンワン監督、シーオーフィルム制作)と『甘い人生』(金知雲(キム・ジウン)監督、映画社「ボム」制作)の主演俳優がプライドを賭けた正面対決を控えて大々的なPR作戦を準備している。
『拳が泣く』の崔岷植(チェ・ ミンシク)とリュ・スンボムは31日から来月10日まで、全国を回ってPR活動を行う。通常は公開当初のみ舞台あいさつが行われるだけに、今回のイベントは非常に破格と言える。特に平日も休まずに舞台あいさつを行う予定で、大ヒットを狙うためにすべてを賭ける覚悟だ。
31日に東大門(トンデムン)のMMCを皮切りに、4月1日から3日まで、ソウル市内の主要映画館で舞台あいさつを行う予定だ。その後、4~5日には安養(アニャン)、仁川(インチョン)などの京畿(キョンギ)道地域を回る。また8日にはメガボックスなど、大邱(テグ)にある計7か所の映画館を訪れ、9日には釜山(プサン)、10日には光州(クァンジュ)を訪問する。計47か所の映画館で舞台あいさつを行い、映画PRに努める予定だ。
これに対して『甘い人生』も頂点を目指してPRを行う。29日、具体的な舞台あいさつの日程が確定する時期だが、「李炳憲(イ・ ビョンホン)に一目会いたい」というファンからの問い合わせが殺到し、スケジュール調整にぎりぎりまで追われている。
映画会社側は「李炳憲が舞台あいさつをする映画館のチケットを販売したいという旅行会社まで現れ、問い合わせの電話が殺到して業務に支障をきたすほど」と嬉しい悲鳴を上げている。
『スポーツ朝鮮/チョン・サンヒ記者 nowater@sportschosun.com 』