パク・チニ(26)がスクリプターに変身した。
パク・チニは自身が出演中の映画『恋愛術師』で実際にスクリプターを務め、共演者やスタッフを驚かせている。
スクリプターは撮影された映像のOKカットとNGカットを区分し、別々に撮影された映像の衣装やヘアスタイルなどの詳細部分が連結されているかをチェックする役割。
パク・チニはスクリプターが常に監督と共に映画全体をチェックするため自分の演技発展のために役立つと判断、スクリプターに挑戦することになった。
初めてパク・チニがスクリプターの仕事を自ら希望した時、ほとんどのスタッフはただの冗談だと思ったと言う。しかし、パク・チニが何度も真剣に挑むと結局スクリプターを任せることになった。もちろん本来のスクリプターであるアン・スンゴンさんがパク・チニの後ろでしっかりと見守っている。
パク・チニは実際に仕事をしながら学ぶことが多いと思ったのか、他の映画でもスクリプターを務めると決心した。
パク・チニの関係者は「演出に欲があるのではなく、ただ演技に役立つと考えてやっているだけ」としながら、「ハリウッドでは俳優が度々スクリプターを務めていると聞いている。今回の映画を撮り終えた後にスクリプターを務める作品を調べている」と話した。
『恋愛術師』はプレーボーイのマジシャン・ジフン(ヨン・ジョンフン)が隠しカメラに一緒に映った過去の恋人ヒウォン(パク・チニ)を探しながら起こるハプニングを描いたロマンチックコメディーで、5月20日の公開を予定している。