『The Myth』スタンリー・トン監督、金喜善のために来韓へ

 やはり金喜善(キム・ヒソン)はアジア最高の女優だった。

 ジャッキー・チェンと共演した映画『The Myth』の後半作業が行われている中、スタンリー・トン監督をはじめ制作陣が金喜善のレコーディングのために3日間、韓国を訪問する。

 中国語曲のレコーディングは現地で行うのが通例だが、多忙なスケジュールで入院までした金喜善に配慮してスタンリー・トン監督は異例の訪韓を決断した。

 『レッド・ブロンクス』などを演出したスタンリー・トン監督は、昨年の映画撮影の際にも金喜善の美貌と演技力を絶賛したことがある。高麗の姫に扮した金喜善に対して「想像したよりもずっと美しく魅力的な女優」と賞賛の言葉を惜しまなかった。

 『The Myth』の制作陣は3日間、韓国に滞在して金喜善のレコーディングを進めると同時に、カンヌ国際映画祭に提出する予告編の後半作業も行う予定だ。この映画は5月11日から開催される第58回カンヌ国際映画祭の非コンペ部門への出品を準備している。

 映画が成功した場合、金喜善は世界が見守る国際舞台で「アジアの美」を披露することになる。最近、ドラマ『悲しき恋歌』に出演した金喜善は一切のスケジュールを後回しにして休息を楽しんでいる。ドラマや映画出演のオファーが相次いでいるが、一先ずは映画の後半作業にのみ専念するという。

スポーツ朝鮮/キム・イング記者 clark@sportschosun.com
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