トップ女優との共演ステップに飛躍夢見る新人俳優たち

「白馬の王子様」ではなく「白馬のお姫様」だ。

 相次いでトップ女優と共演することになった「ラッキーボーイ」たちが“幸運”を足がかりに飛躍を夢見ている。

 映画『ダンサーの純情』(監督:パク・ヨンフン)のパク・コンヒョン、映画『親切なグムジャさん』(朴賛郁(パク・チャヌク)監督)のキム・シフ、映画『親知らず』(監督:チョン・ジウ)のイ・テソンが代表的なラッキーボーイの例。

 これらの作品で新人俳優たちの相手役はいずれもトップ女優だ。既に彼女たちのパワーによりヒットは保障されているのも同然。基本的な演技力さえ発揮すれば容易にスターダムに上がることができる近道が用意されている。

 このうち『ダンサーの純情』のパク・コンヒョンはミュージカル界で有名なトップスター。『サタデー・ナイト・フィーバー』で韓国ミュージカル大賞新人男優賞を受賞しているパク・コンヒョンは復活をかける元ダンススポーツの韓国代表選手「ヨンセ」役を演じる。

 パートナーが現在多くの人気調査で常に上位にランクされているムン・グニョンで、パク・コンヒョンの人気アップに一役も二役も買うことが予想される。

 『親切なグムジャさん』に出演する新人俳優キム・シフもトップ女優の恩恵を享受できるラッキーな役柄を演じる。カンヌ映画祭が認めたパク・チャヌク監督の作品に出演することだけでも光栄だが、トップスターの李英愛(イ・ヨンエ)がパートナー役という最高のチャンスを迎えている。

 映画の中で「グムジャ(李英愛)」に片思いをする純粋な20代前半の青年「グンシク」を演じる。シナリオにはベッドシーンも予定されている。



 最近クランクインした映画『親知らず』のイ・テソンもキム・ジョンウンというトップ女優を相手に禁じられた恋に落ちる役を演じる。イ・テソンの演技キャリアは映画『スーパースター・カム・サヨン』に若干顔を出した程度。今度の作品で約200対1という競争率を勝ち抜き抜擢された。

 30歳の女性講師「イニョン(キム・ジョンウン扮す)」のハートを奪う17歳の高校生イソク役を演じるイ・テソンは「デビュー作なのに、あまりにも重要な配役を演じることになり、プレッシャーも大きい」とし、「一旦、チャンスを掴むことに成功したけど、これからが本番」と覚悟を新たにしている。

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