「韓流スター」ペ・ヨンジュンが21日、自らの韓国語公式ホームページに独島(トクド)問題と関連し、心境を告白する文を載せた。
「久しぶりに休めることになり、皆様に文を書きます」と切り出したペ・ヨンジュンは、「家族(ファンの意)と両親に心配をかけたくなく、また独島問題に関する質問に次の機会に答えたいと言った約束を守るため文を載せます」と書き込みの背景について説明した。
ペ・ヨンジュンは、「独島は大韓民国の領土であり、だからこそ一層理性的に対処しなければならないと思う」とし、「独島が誰の領土か一言ずつ言ったところで実際に何が変わるのか、真の解決のためどのようにプラスになるか冷静に考えてみる必要もある」と指摘した。
また、「国民が感情的な対立により傷つき関係悪化に発展しないことを願う」とし、「両国の国家政策を決定する方たちが賢明な方法で対処して下さると信じる」と書いた。
続いて「私に与えられた役割があるとすれば、国家の領土の線を引く言葉一つより、アジアの家族たちの心と心の線をつなげていくことではないかと思う」とアジアのエンターテイメント文化をリードする「文化大使」としての姿勢を垣間見せた。
ペ・ヨンジュンは今月17日、江原(カンウォン)道・三陟(サムチョク)市で開かれた映画『外出』(邦題:4月の雪)記者会見で独島関連の質問に「国民の一人として心配しており、関心を持っているが、またの機会に申し上げたい」と答えを避けた。その後、インターネットなどではペ・ヨンジュンの回答が必要なのではないかという論争が続いていた。