KBSドラマ『不滅の李舜臣』が『春の日』の放送終了でその恩恵を受けている。
『不滅の李舜臣』は20日、26.8%(AGBニールセンメディアリサーチ調査)まで上がり、週間視聴率でも3位を記録した。『春の日』後続ドラマであるSBSドラマ『グリーンローズ』は19日、14.1%を記録し、続いて20日には12.0%に下降曲線を描いている。
『不滅の李舜臣』がこのように上昇ムードに乗っている要因は2つ。一つは最近の反日感情が反映されているためと見られる。最近、壬辰倭乱(イムジンウェラン/文禄・慶長の役)が本格的に登場し、独島(トクド)問題により反日感情が高まっている韓国の国民の関心が集中している。実際に視聴者掲示板には「独島」と「李舜臣」を関連付けた投稿が多い。
もう一つの要因は『春の日』の放送終了による反射作用もある。既に先月上旬から『不滅の李舜臣』は高視聴率を稼いできた。しかし20%後半で安定した視聴率を記録していた『春の日』を抜くには役不足だった。『春の日』終了でようやく視聴層の一部を吸収できた。
KBSは週間視聴率トップ10にドラマ5本をはじめ、計7本の番組をランクインさせている。