JEWELRY、4thでカムバック 大阪ライブ成功が自信に

 最近4thアルバム『Super Star』をリリースしたJEWELRYが大変身した。

 3rdアルバムの発表以来、約1年6か月ぶりにファンの前に姿を見せたJEWELRYから以前の面影はまったく感じられなかった。代わりに黒を基調にした衣裳やセクシーさで女性グループに新風を巻き起こしている。

▲変身1―4分18秒間の疾走

 4thアルバムのリードトラック『Super Star』はJEWELRYの変身をそのまま表現している。以前のようなキュートなイメージから一転、ポップスのキャッチーさとロックのインパクトが融合してアイドルグループとは思えないほどだ。『Super Star』はリリース前からSHINHWAのイ・ミヌが作詞した曲として話題となり、女性として堂々と生きようといった挑発的な内容が歌われている。

 『Super Star』が収録された4分18秒間は、まったく退屈にさせない。「ワン、ツー、スリー、フォー」の掛け声で始まる『Super Star』は、強烈なビートとラップで聴き手を圧倒する。

 この他に最近の女性たちの恋愛に対する積極的な表現と行動を歌った『真実ゲーム』、強い8ビートのグルーヴと強烈なギターサウンドが魅力的な『ファッション』などもJEWELRYの新たな魅力を感じさせる。

▲変身2―よりいっそう輝く宝石たち

 音楽界の宝石と呼ばれるJEWELRYは今まで以上に輝きを増している。グループとしての活動休止中には各メンバーがバラエティー番組に出演するなどソロ活動を行ったが、4人の宝石が再び一つになると更に眩しい光を放ち始めた。

 今回の4thアルバムでイメージチェンジ変身にも成功した。リーダーのパク・チョンアの目つきからして変わった。クールでありながらも成熟美を持ち合わせた眼差しは、パク・チョンアのセクシーさをぐっと引き立てている。バラエティー番組のクイズコーナーで人気を集めたイ・ジヒョンはラッパーに変身した。『Super Star』で英語でのラップを披露し、『Liar』では間奏を更に引き立たせるパワフルなラップを聴かせる。

 ソ・イニョンは音楽的により成熟した。『Super Star』は彼女のハイトーンボーカルでより完成度を高め、『時間へ』で披露したアドリブは必聴だ。メンバー最年少のチョ・ミナは鍛え上げられた体を披露した。地道なウェートトレーニングで腹筋を鍛え、その自信が歌声にも表れている。

▲変身3―アジアへ活動の場を拡大

 ブランクの長かったJEWELRYは今回のアルバムから積極的な海外での活動を展開する。その中でも日本での活動を重点的に行う予定だ。

 今月3日、日本進出1周年を記念して大阪で行われたコンサートを通じて現地での可能性を肌で感じることができた。また、1stアルバムもリリースされ、アパレルブランド「JAYRO」とCM契約を交わすなど、徐々に人気が高まっている。

 メンバーが最も自信を持っているのは、コミュニケーションの壁を克服したから。ステージでファンと意思疎通が可能なレベルの日本語をマスターし、ラジオの生放送、雑誌とのインタビューを通じてJEWELRYの魅力を自分たちの言葉で伝えられるようになった。

 いっそう魅力的になって帰って来たJEWELRYが「スーパースター」になるのは既に時間の問題だ。

スポーツ朝鮮/イ・ジョンヒョク記者
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