『外出』ロケ現場公開 日本から取材陣100人殺到

 「ヨン様」取材のため、アジアのマスコミが動いた。

 17日、メディアに初公開されたペ・ヨンジュン主演映画『外出』(邦題:4月の雪/監督:ホ・ジノ/制作ブルーストーム)の江原(カンウォン)道・三陟(サムチョク)市の撮影現場を取材するため、国内外でざっと350人のマスコミ関係者が一堂に集まった。

 このうち韓国取材陣210人、アジアからの取材陣140人、海外メディアの中ではやはり日本が最多の100人を占め、中国、台湾、香港、シンガポールなどから取材陣が殺到している。

 このため、『外出』の制作会社ブルーストームと投資配給会社のショーイーストは12台のバスをチャーターし、大規模輸送作戦に乗り出した。

 『太極旗を翻して』(邦題:ブラザーフッド)、『シルミド』などの話題作が撮影現場公開の際に2~3台のバスをチャーターしたのと比べると、非常に大規模になっている。

 バス6台は午前8時に江南(カンナム)高速バスターミナル近くのニューコア百貨店前で取材陣を乗せ、三陟に出発した。

 この日の日程は3時間の撮影現場公開と1時間余の記者会見がセットになっている。このために雇用された英語と日本語通訳が6人で、20人のスタッフとともにアルバイト進行要員も20人に達する。

 しかし、所要費用は2千万ウォン程度と予想よりは多くない。ショーイーストは「海外メディアがすべて自費で入国しているので、当初の予想より支出は多くない。バスのチャーター費と食事代が主な費用」としている。

 日本メディアは先日『外出』を輸入したUIPジャパンが別途案内を担当する。このためUIPジャパンは10人のスタッフが韓国入りしている。

 ショーイーストは「日本からはほぼ全てのメディアが来たと見てもよい。このうち大部分のメディアが18日付紙面や放送時間を設定している予定」としている。

 記者会見では英語通訳だけが提供される予定で、記者会見直後に日本プレスのための別途の通訳が用意されている。

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