『悲しき恋歌』の不振続く 9日の視聴率14.6%

 『悲しき恋歌』は回を重ねるごとに3人の主人公の演技力は好評だが、視聴率は下降曲線を描いていると韓国の芸能サイト「マイデイリー」が10日、報じた。

 同サイトによれば、9日に放送されたMBCドラマ『悲しき恋歌』(脚本:イ・ソンウン/演出:ユ・チョリョン)第17話の視聴率が14.6%(TNSメディアコリア全国集計)で、今月3日放送の第16話の視聴率より2.5%下落したという。

 マイデイリーは、9日の放送分は、ヨン・ジョンフンがキム・ヒソンとクォン・サンウが自分をだまし密会を続けてきたという誤解を確信することになり、怒りが爆発する。またクォン・サンウだけを愛するキム・ヒソンを見ながら、その愛の大きさのため愛憎と嫉妬心によりキム・ヒソンを苦しめる内容だったと報じている。

 同日の放送内容は展開がスムーズだったが、キム・ヒソンとクォン・サンウの愛を邪魔するヨン・ジョンフンの嫌がらせが目に付いたせいか、ヨン・ジョンフンの悪役演技に対し不満を抱く視聴者が多かったと同サイトは報じている。

 10日に放送される『悲しき恋歌』第18話はキム・ヒソンとクォン・サンウの2人だけの悲しいながら美しいラブストーリーが描かれる予定で、久々に展開される2人の幸せなラブモードが視聴率に影響を及ぼすものと「マイデイリー」は予想している。

 一方、『悲しき恋歌』と同じ時間帯に放送されているKBS2ドラマ『海神』は28.8%の視聴率を記録し、ドラマ視聴率首位の座を守り、SBSドラマ『香港エキスプレス』は9.4%で、依然不振が続いている。

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