『甘い人生』イ・ビョンホン、ロケの過酷さを吐露

 イ・ビョンホン(35)が12時間縄に縛られ5トントラックの撒水車の水の洗礼を受けながら、人生の最も甘い瞬間を経験したと告白したと韓国の芸能サイト「マイデイリー」が9日、報じた。

 同サイトによれば、映画『甘い人生』(演出:キム・ジウン/制作:ポム)で一瞬のためらいにより起きた人生初めてのミスを通じ、組織全体と抗争を繰り広げるソヌ役を演じるイ・ビョンホンは昨年末、仁川(インチョン)の鮮魚倉庫で12時間縄に縛られ拷問を受けるシーンを撮影したという。

 特に同日の撮影は雨が降りしきり、日光が完全に遮断された場所でのシーンのため、日没から日の出までに制限された時間内で行われた。

 「マイデイリー」はイ・ビョンホンが撮影当時を振り返り「撮影途中に少し休む時間に縄に縛られたまま、いすに座り、タバコを吸う時が映画のタイトルのように甘い瞬間だった」と話し、「今まで撮った10本の映画をすべて合わせたものより、今回の映画の撮影の方がつらかった」と撮影当時の心境を説明したと報じている。

 また、イ・ビョンホンはこの映画で縄に縛られ拷問を受けるシーン以外にも、深さ3メートルの穴に埋められ、2週間100トンの水を浴び続け、雨中の格闘シーンを演じるなど、非常にタフな撮影スケジュールを消化しながらも、スタッフおよび同僚俳優を激励し、冗談を交わすなど、始終ロケ現場のムードを明るくするよう引っ張り、キム・ジウン監督および映画制作陣から賞賛されていると「マイデイリー」は報じている。

 イ・ビョンホン以外にもキム・ヨンチョル、キム・レハ、シン・ミナ、SHINHWAエリック、ファン・ジョンミンといった豪華キャストが出演するノワール風アクション映画『甘い人生』は来月1日、韓国で公開される予定だ。

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