「ウォンビン、安聖基・・・」銀行間のCM戦争が勃発 


 更なる規模拡大を狙う銀行各社が相次いでトップモデルを起用してCM戦争の勃発を予告している。

 安聖基(アン・ソンギ)、ウォンビン、キム・ジョンウン、 池珍煕(チ・ジニ)など、銀行が起用したモデルの面々は、携帯電話や化粧品モデルに匹敵するレベルなだけに、いかに銀行間の競争が激しいかが簡単にうかがえる。

 新韓(シナン)銀行は最近、国民的俳優の安聖基とCMモデル契約を交わして近日中に撮影に入る。

 「当行創立以来、初めて有名俳優を起用した」という同行関係者の言葉のように、他行がトップモデルを先に起用する前に国民的俳優の安聖基をいち早くキャスティングして先手を打った。

 新韓銀行は既存の若くフレッシュな銀行というイメージに安聖基の頼れるイメージをプラスする考えだ。

 新韓銀行は安聖基と1年の契約を結んだ。

 ウリ銀行も3月末に契約が終了する韓流スターのウォンビンと再契約する方針だ。

 ウリ銀行はウォンビンをモデルにした広告が好評なうえ、ウォンビンが韓流スターとして高い人気を集めていることから、今年11月の軍隊への入隊までモデルとして起用する考えだ。

 農協もCMに力を入れ始めている。

 農協は1年間イメージモデルを務めたキム・ジョンファに代わり、SBSドラマ『パリの恋人』で最高の人気を誇ったキム・ジョンウンをモデルに抜擢する予定だ。農協側は1年契約を検討しており、キム・ジョンウンの明るいイメージでこれまでの保守的なイメージを一新する契機になると期待している。

 外換(ウェファン)銀行も最近、コ・ヒョンジョンの復帰作として話題のSBSドラマ『春の日』への出演を通じてファン層を広げている池珍煕の契約延長を検討している。池珍煕と外換(ウェファン)銀行の契約は、4月末で終了する。

 某芸能関係者は「企業間の競争激化で銀行も広告にトップスターを積極的に起用し始めている。今年は人気の男性タレントが相次いで軍隊への入隊を予定しているだけに、出演料の上昇と共にタレント確保の競争がいっそう激しさを増すだろう」と話した。

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