4月に結婚するハン・ガインが危機一髪のところで助けられた。
3月24日からスタートするMBCドラマ『新入社員』のヒロイン、ミオク役を演じるハン・ガインが5日、代役を使わず銅雀(トンジャク)大橋で命綱なしで30分におよぶシーンを撮影してスタッフに冷や汗をかかせた。
この日の撮影分はハン・ガインがオ・ジホ(ボンサム)に振られた後、自殺するために漢江(ハンガン)の橋から飛び降りようとした時、エリック(ガンホ)に助けられるというシーン。
片手で街燈につかまっていたが、15センチの幅しかない橋の手すりに簡単な命綱を付けた状態で立っていなければならなかったうえに、江原(カンウォン)道に大雪が降った影響でソウルにも非常に冷たい風が吹くなど、気象条件も悪かったためスタッフは代役を勧めた。
しかし、ハン・ガインはリアルさを出すために自ら演じることを志願した。
4月26日にヨン・ジョンフンとの結婚を控えたハン・ガインがドラマのためにこうした危険を冒したのは、本人がすべてをやり通してから結婚するというプロ精神が発揮されたため。
この日のロケに参加したスタッフは「ハン・ガインが人気絶頂の時期に結婚をするため仕事よりも愛を選ぶ女優と思っていたが、今回のロケを見て仕事もプライベートも完璧な女優だと思った」と絶賛した。
エリック(ガンホ)の助けで一命を取りとめたハン・ガインは、後に自分が勤めるS会社で新入社員の面接を受けに来たエリックと再会して恋に落ちるようになる。
『スポーツ朝鮮/チョン・ギョンヒ記者 gumnuri@sportschosun.com 』