『ワンダフルライフ』主演キム・ジェウォンの素顔

 MBCドラマ『ワンダフルライフ』に出演するキム・ジェウォン。

 今までに見られなかった彼の魅力的で優しい目元と口元が作り出す笑顔に多くの女性たちがノックアウトされるに違いない。

 4日、議政府(ウィジョンブ)での撮影を控え、韓国はもちろん、アジアの女性ファンを“キラースマイル”で魅了しているキム・ジェウォンに新しいドラマと韓流についてインタビューした。

▲シンガポールで会ったファン

 ドラマ『ロマンス』と映画『愛しのサガジ』など、ほぼすべての作品がアジアに紹介され、中国、日本、台湾、タイ、モンゴルなど、海外に行く度に韓流を実感してきた。シンガポールでも例外ではなかった。

 道を歩けば多くの人に声を掛けられ、熱心なファンはバスを貸し切って良く先々のロケ地まで追いかけてきた。食事をもてなされたり、現地で販売されている出演作のDVDなどをプレゼントされたのが印象的だった。あまりにも多忙で特別記憶に残るエピソードはないが、韓国で撮影した2人乗り軽飛行機に乗ったシーンが楽しかった。実際に飛行したユジンとは違い、キム・ジェウォンは地上で操縦の真似だけをしたが、上空でのシーンを撮るために機体の周りに人工の雲を作った。

▲「パパになりました!」

 航空隊の在校生、ハン・スンワン役。中盤までは好意を寄せる女性のハン・ウンジョン(チェヨン)と避けたい女性のユジン(セジン)の間で明るく無茶なキャラクターを演じ、後半からは娘(ジョン・ダビン)の死を迎え、自分の父親の愛情をその時になって理解する父親役を演じる。

 「似たような内容のドラマや映画、マンガなどをたくさん見て参考にしようと思いました。ところが実際に娘役を演じたジョン・ダビンを見ていたら、特別準備する必要もありませんでした。自分のかわいい娘と別れなければならないと思っただけで自然と涙が出てきました」

 ロケ現場の雰囲気はこれ以上ないほどに完璧だ。ユジンとイ・ジフンとは元々から親しい上に敬虔なクリスチャンのため、ロケの度にドラマが成功するようにと祈っている。



▲結婚や家庭について考える

 一晩だけの関係で子どもが出来て結婚するという役を演じているうちに、自然と結婚や家庭について考えるようになった。1981年生まれで3年後には軍隊にも行かなければならないため、結婚は35歳くらいにしようと思っている。

 理想のタイプを頻繁に聞かれるが、月日が経つごとに人を見る目も変わるため答えを避けるという賢さ。それでも結婚に対する考えは常にあるという。若いうちにたくさん働いて40歳を過ぎた頃に最愛の妻と世界一周旅行をするのが夢だ。

 ドラマのハン・スンワンと同じ立場になったら?その場だけの関係なら避妊すべきで、愛する相手なら結婚しなければならないとキッパリ。

▲「ワンダフル2005!」

 最高の人気を誇った昨年、『北京 私の愛』と『兄嫁は十九』で一段落ついた。今こそがまさに再び飛躍すべきタイミング。

 良い予感がする。前作『英雄時代』の視聴率も高かったことに加え、ストーリー自体がありふれた内容でないだけに多方面からの期待も大きい。ドラマ終了と共に日本へ進出、映画とドラマにそれぞれ出演する予定だ。日本での活動のために英語と共に日本語を学び始めてから随分と経つ。

 インタビューを終えて一言こう叫びたくなった。どこかのキャッチフレーズのように「ブラボー、キム・ジェウォンのワンダフルライフ!」

『スポーツ朝鮮/チョン・ギョンヒ記者 gumnuri@sportschosun.com 』

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