ヨン様主演『外出』、突然の大雪に冬のシーンを電撃撮影

 「天候も味方にするヨン様!」

 大雪もヨン様を止めることはできない。

 ペ・ヨンジュンが季節外れの大雪を「チャンス」と捉え、江原(カンウォン)道・ 三陟(サムチョク)に向かった。

 ペ・ヨンジュンとソン・イェジン主演の映画『外出』(邦題:4月の雪/監督:ホ・ジノ)の雪のシーンを7日から江原道・三陟で撮影を開始した。

 今週の日程はもともと全羅(チョルラ)南道で撮影する予定だった。

 冬のシーンを撮るため、これまで雪を待ち望んでいたスタッフは、撮影場所を変更、江原道・三陟に6日向かった。ペ・ヨンジュンらも7日に合流、撮影をスタートさせた。

 9日まで三陟で行われるシーンは江原道・三陟市内のある駐車場でペ・ヨンジュンとソン・イェジンが対話を交わす内容。

 『外出』のカン・ボプレ・プロデューサーは、「お互いにせつない思いを感じる重要なシーン」としながら、「意外にもシナリオに雪のシーンが数ヶ所ある。雪がたっぷり積もっている背景が必要だったが、思いがけなく春の雪が降った。私たちの映画の英文タイトルは『4月の雪(April Snow)』だが、映画の叙情的なムードをしっかりスクリーンに収められることになった」としている。

 もし雪が降らなかったら、スタッフたちが人工雪を降らさなければならなかったが、結果的に天気はヨン様はじめ制作陣に味方した。

 ペ・ヨンジュンの新作『外出』は配偶者の交通事故の後、出会うことになった男女が悲しい恋に落ちるストーリーのメロ映画。

 主なロケ現場である三陟のパレスホテルには2月の1ヶ月間に宿泊した日本人観光客は計800人に達し、ヨン様人気を実感させている。

 『外出』は日本、台湾、香港などアジア10か国で9月に同時公開される。

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