韓流アーティスト、日本のHMV予約チャートを席巻

 日本の大型レコードチェーンHMVの予約販売チャート「トップ200」に日本で発売される韓国人アーティストのアルバムが上位を占め注目を集めている。

 4日現在、1位と2位は韓流スターとしての地位を固めた柳時元(リュ・シウォン)のアルバム2枚がランクインしている。4月6日にリリースされる柳時元の『夢』が1位で4月13日リリースの『桜』が2位にランクしている。この他にも10位内には21日のリリースが予定されているシン・ヘソンのソロアルバムが8位、4月27日にリリースされる東方神起のシングルが9位にランクしている。

 トップ10以外にも韓国人アーティストたちのアルバムが多数ランクインしている。15位には4月27日にリリースされる宋承憲(ソン・スンホン)の顔が写ったジャケットのコンピレーションアルバム『純愛物語』が入っている。

 このアルバムには宋承憲が1998年にリリースしたソロアルバムの収録曲『I Love You』、SG Wanna Beの『Timeless』、チョ・ソンモの『To Heaven』など、愛をテーマにした曲が多数収録されている。

 この他にも16位には30日にリリースされSHINHWAの『Precious - Essential Collection』が、26位には韓国でもMというソロ名義で活動したイ・ミヌのシングル『If you..』がランクインしている。このシングルは韓国では10日、日本では21日に発売される。

 ざっと挙げただけでもHMVの予約販売チャート「トップ200」の30位以内には7枚のK-POPアルバムがランクインしており、昨年と比べ変わった日本国内でのK-POP人気が反映されている。

 これについて日本の音楽関係者は「今年はJ-POP市場でK-POP元年となるだろう。ピ(rain)、SE7ENなど、韓国の人気スターが続々とアルバムをリリースして本格的な活動を始め、昨日には韓国の新人アーティスト“K”がオリコン8位入りを果たす快挙を見せた」と説明した。

 また同関係者は「韓日間の音楽交流の観点からしても肯定的な現象ではあるが、交流が一方通行であってはならない。最近、Gacktが韓国でファンミーティングを開催するなど、韓国のファンとの交流が増えてきているが、更に多くの日本のアーティストの韓国進出が必要な時期だ」と付け加えた。

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