忠武路(韓国映画のメッカ)にも数億ウォン台の原稿料を受け取るシナリオ作家が誕生した。
映画『シルミド』のスター作家キム・ヒジェ氏が先日、シネマサービスと約1億ウォンの原稿料を約束され、次期作(タイトル未定)執筆契約を結んだ。
興行に対するインセンティブなくシナリオ稿料だけで1億ウォン以上の金額を受け取るのは今回が初めて。シネマサービスは興行に対するインセンティブも別途保障している。
1992年に漫画のストーリー作家としてデビューしたキム作家は人気漫画家イ・ヒョンセの『ソウル・ピーターパン』『濫伐』の2作1巻のストーリーを書いた。映画シナリオは『H』がデビュー作で、『国花の香り』『ナビ』などを書いた。
カン・ウソク監督とコンビを組んだ『シルミド』に続き、今年1月に公開された『公共の敵2』まで300万人以上をそれぞれ動員しながら、忠武路で『興行保証手形』と呼ばれている。
漢陽(ハニャン)大学演劇映画学科を卒業し、チュゲ芸術大学映像文芸大学院でシナリオ修士課程を終えた。『シルミド』『公共の敵2』の主演俳優・薜景求(ソル・ギョング)と漢陽大演劇映画学科の同窓生だ。