コ・ヒョンジョンのCM効果で電話機販売台数が急増

 「コ・ヒョンジョン効果」は450億ウォン―。

 コ・ヒョンジョンが10年ぶりに出演したCM「Ann」が大反響を呼んでいる。

 KT側はコ・ヒョンジョンがCMに登場するまで4万台程度だった電話機の販売台数が、コ・ヒョンジョンのCMがオンエアされてから1か月も経たずに20万台に伸びたと明らかにした。

 KTによると、この電話機で利用できるショートメッセージサービスやカラーリング(電話の呼び出し音の代わりに音楽などを流すサービス)、発信者確認サービス(CID)をあわせた付加サービス加入者も13万人に達したという。

 この勢いが続く場合、上半期だけで最小60万台、年末には100万台を突破し、450億ウォン以上のCM効果が期待される。

 こうした「コ・ヒョンジョン・シンドローム」はSBSドラマ『春の日』の人気と相まって、シナジー効果を挙げているため。10年のブランクを感じさせないコ・ヒョンジョンの清楚なイメージをCMやドラマで確認しようという視聴者の関心を満たし、ブランドイメージを高めている。

 今年1月、京畿(キョンギ)道・両水(ヤンス)里のスタジオで行われたCM撮影で、監督に涙を流してほしいと求められたコ・ヒョンジョンは「右目にしますか、左目にしますか」と問い返し、「右目」という指示に従って10秒も経たずに一筋の涙を流し、スタッフを感嘆させた。

 コ・ヒョンジョンは「Ann」に続いてLG冷蔵庫「Dios」と7億ウォンの高額契約を結び、CM出演のオファーが相次いでいるという。

スポーツ朝鮮/キム・ソラ記者
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