「モムチャン(肉体美)」から演技派へ。
MBCドラマ『悲しき恋歌』のクォン・サンウがアンチファンもうならせる演技力で演技派へと歩み出した。
SBS『天国の階段』出演当時は肉体美だけで人気を集めているというイメージがあったが、『悲しき恋歌』での涙の演技やアクション演技を通じて、俳優としての新境地を切り開いたとの評価が相次いでいる。
昨年、相次ぐ失言でかなりのアンチファンを作ったクォン・サンウだが、『悲しき恋歌』での演技でアンチファンの声も静まっている。
映画『同い年の家庭教師』でのけんかに強い高校生、SBS『太陽に向かって』の海軍士官、『天国の階段』の財閥御曹司、映画『神父授業』の純朴な神父、『悲しき恋歌』の貧しい天才作曲家など、作品によって180度違う役柄を演じることで、自然と演技力が向上したのではないかという分析だ。
目薬を使わなくても自然にこぼれ落ちる涙、代役の必要ないアクション演技は今やクォン・サンウのトレードマークとなった。
こうして演技への期待が高まる中、劉智泰(ユ・ジテ)と共演する映画『野獣』に対する関心も高まっている。
また、この夏のミニシリーズドラマ『M2』の制作会社がクォン・サンウの主役起用を目指していることが分かり、今年下半期に制作が始まる『太王四神記』の出演者のインターネット投票でも圧倒的1位に輝いている。