彼女は亡くなったが、彼女の崇高な演技の情熱を蘇らせようと映画業界関係者たちの動きが始まっている。
火花のように逝った故イ・ウンジュさんの短い人生を称えるため、追悼事業が具体化している。
イ・ウンジュさんの遺作となった映画『朱紅文字(邦題スカーレットレター)を制作したLJフィルムのイ・スンジェ代表は27日、インタビューで「これまで何人かの知人と故人の業績を称えることができる追悼事業について話し合ってきた」とし、「韓国映画制作家協会が中心になり、全映画人と映画ファンたちが一緒に力を合わせることになった」としている。
現在、確定している案は銅像建設と無料映画上映会。
このため、故人の遺骨が安置されているソウル近郊の一山(イルサン)自由路のチョンア公園側と既に協議を終えており、銅像建設は四十九日前に終える予定だ。
また、『バンジージャンプする』『オー!スジョン』などイ・ウンジュの出演作9本を一挙に上映する計画。イ代表は「有料上映会をすべきという提案が多かったが、収益性を云々する時ではないと考え、すべて拒否した」とし、「故人を愛していた人であれば、誰でも参加できるようにしたい」と話している。
来月2日に開かれる韓国映画制作家協会運営委員会で映画ファンの参加方法など、細部の実施案を確定する予定だ。また、一過性の行事から一歩踏み出し、長期的に多様な追悼事業も計画しているという。