イ・ウンジュさんの自殺をめぐり、故人に対する悪意ある噂が広まる様相を見せ、遺族や知人が胸を痛めている。
イ・ウンジュさんの遺体が発見された22日以降、故人の死をめぐるさまざまな噂が広まり始めた。
しかし当時は人気絶頂にあった女優の突然の死をめぐる疑問点を分析したり、単純に疑惑の目を向ける程度にとどまっていた。
しかしイ・ウンジュさんの葬儀が営まれた24日から状況が一変している。
具体的な数値や時期まで盛り込まれた噂は、よくできた脚本のように項目別に分類され、イ・ウンジュさんの自殺について説明している。
警察の情報報告による情報だとか、映画会社関係者が流したなどと、ありえそうな出所まで明示し、噂に接した人々をさらに困惑させている。
こうした噂の中には証券会社の情報報告まで登場し、各インターネットポータルサイトの掲示板などを通じて拡大、物議をかもしている。
これに対しイ・ウンジュさんの関係者は「故人を2度殺すようなもの」と憤りを示している。
この関係者は「故人の葬儀が終わって間もないのに、口に出すのもはばかられる内容を事実のように噂するとは…。今は遺族も心の余裕がないため対応できずにいるが、法的にも深刻な名誉毀損に相当するだけに、どうか自制してほしい」と訴えた。
ネチズンの間でも、イ・ウンジュさんのファンを中心に噂の拡大に対する自制の声が高まっている。