ハリウッド女優を起用し、米国市場をターゲットにした韓国映画が制作される。
LJフィルムは韓国系ハリウッド女優サンドラ・オー(34)が出演する映画『スメルズ・ライク・バター』(仮題)を今年5月にクランクインする。
この映画は、仕事では成功を収めたものの婚期を逃した韓国系米国人女性が、韓国人男性との結婚を望む両親の勧めで韓国を訪れ、そこで起きるハプニングとアイデンティティの発見を描くロマンティックコメディ。
最近、映画『サイドウェイ』で人気急上昇中のサンドラ・オーがヒロインの韓国系米国人女性を演じ、米国の短編映画祭で数々の賞を受賞した韓国系のグレース・リー監督がメガホンを取る。
また、ドイツの巨匠ビム・ベンダース監督が自身のスタッフを提供、制作に参加するほか、相手役には韓国のトップ俳優が内定した状態だ。
制作費300万ドル(約30億ウォン)を投じる『スメルズ・ライク・バター』は韓国で80%、米国で20%の割合でロケを行い、今年8月にクランクアップ、来年初めに米国で先行公開する予定。