映画『甘い人生』フランスに輸出 カンヌ出品も

 金知雲(キム・ジウン)監督の新作『甘い人生』がフランスの「スタジオ・カナル(Studio Canal)」に販売された。

 同映画の関係者は21日、「『甘い人生』(英語タイトル:Bittersweet Life)のフランス版権がスタジオ・カナルに27万ドル(約2億8000万ウォン)で販売されたほか、英国、スペインなど欧州約10か国に版権が販売された」と明らかにした。

 スタジオ・カナルとの契約条件で注目されるのは、輸入会社が同映画のカンヌ国際映画祭出品に向け、エージェンシーを担当することが明示されていることだ。

 スタジオ・カナルは欧州の大手制作・輸入・配給会社で、『甘い人生』のカンヌ映画祭出品にもプラスの影響力をもたらす見通しだ。

 輸入会社は4月1日の韓国公開後、5月に開かれるカンヌ映画祭に照準を合わせて現地で公開する予定。

 『反則王』『薔花、紅蓮』(日本タイトル『箪笥<たんす>』)を手がけた金知雲監督の新作で、李炳憲(イ・ビョンホン)、シン・ミナ、金永哲(キム・ヨンチョル)らが出演するノワールアクション映画『甘い人生』は、高級ホテルを経営する暴力団組長(金永哲)と、その右腕で冷徹な完璧主義者(李炳憲)、この2人から愛される女性(シン・ミナ)の物語を描く。

 日本にはすでに320万ドルで販売されている。

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