SHINHWA所属事務所にコンサート中止で賠償命令


 コンサート中止で観客に告訴された人気ボーイズグループSHINHWA所属事務所のG社に対し、裁判所は「観客が起こした精神的・物質的被害を全額補償を命令する趣旨の判決を下した。

 訴訟を起こした某観客は、ソウル中央地裁民事5単独のコ・ジョンヨン判事がSHINHWAコンサートのチケットを買った観客16人が起こした総額1980万ウォンの損害賠償請求訴訟で、「SHINHWAの所属事務所は観客が要求している全額の被害補償履行勧告決定を4日、下した事実を確認したという。

 被告のG社が履行勧告決定謄本を送付された日から2週間以内に異議申請を行わなければ、決定が確定し確定判決と同様の効力が付与される。異議を提起すれば、正式裁判の手続きを踏むことになる。

 観客16人は先月19日に開かれたSHINHWAの『ウィンターストーリー2004コンサート』が座席配分問題などえ、1~2時間以上遅延した挙句、中止となったことに対し、「契約破棄に対する損害賠償と精神的な被害を補償せよ」と総額1980万ウォンの損害賠償請求訴訟をソウル中央地裁に起こしている。

 公演中止を理由に一般の観客が主催者を相手取り訴訟を起こしたのは今回が初。裁判所の履行勧告決定が不誠実な公演慣行に一石を投じるか注目される。

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