カン・ヘジョン、ラッタナルアーン監督新作で浅野忠信と共演へ

 女優のカン・ヘジョンが世界的な映画祭で認められた有名監督、俳優と手を組む。

 2003年、『オールド・ボーイ』で青龍(チョンリョン)映画賞助演女優賞を受賞したカン・ヘジョンが『Invisible waves』に出演することが決まった。

 相手役は03年ベネチア国際映画祭で主演男優賞を受賞した日本の映画俳優、浅野忠信。『御法度』『座頭市』などで知られる俳優で、国内にも多くのファンを持つ。

 メガホンはペンエーグ・ラッタナルアーン監督が取る。タイ映画界を代表する同監督は、世界的な映画祭でスポットライトを浴び、03年『地球で最後のふたり』で浅野忠信にベネチア映画祭主演男優賞をもたらした。

 カン・ヘジョンはこの映画で、人生の崖っぷちに追い込まれた男と愛し合うヒロインを演じる。香港で働く日本食調理師の主人公(浅野忠信)がタイに船で向かう途中にカン・ヘジョンと出会うという内容だ。

 カン・ヘジョンは香港在住の韓国人を演じ、全編英語のせりふとなる。

 『オールド・ボーイ』を見たラッタナルアーン監督がカン・ヘジョンにほれ込み、タイ人女性の設定になっていた脚本を変更して出演をオファーしたという。

スポーツ朝鮮/チョン・サンヒ記者
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