「友達が『また悪役~?』って残念がってます」
新鋭女優のオ・ジュウンが再び『憎たらしい女』になった。
昨年SBSドラマ『パリの恋人』で朴新陽(パク・シニャン)とキム・ジョンウンの仲を邪魔する「ムン・ユナ」役で注目され、14日に放送開始のKBS新ドラマ『美しいあなた』では主人公のイ・ボヨンからキム・スンスを奪う「ナ・ヒジュ」役として変身した。
「イメージが固まっちゃうかもしれないので、少しためらったけど、作品がすごく良かったので、逃したくなかった」というオ・ジュウンは、「理由のある悪役を演じたい」と覚悟を新たにしている。『パリの恋人』ではコミカルさと誇張を加味したとすれば、今回は日常的な演技で仕方なく悪役になってしまう女を演じるという。
「子供の時から好きだった男の子から突然別の女の子と結婚したいと言われたので、どれだけあっけにとられたことか。悪役ではあるけれど、逆に人間的なだけに可愛く愛らしい面まであるキャラクターです」
「普段は純粋で憎たらしくない性格」と強調(?)するオ・ジュウンは、「友達がなんでそんなに憎たらしい役ばかりするのって言われる」と紹介する。しかし画面に映った自分の姿を見た時は、「本当に憎たらしく見える」とにっこり笑う。
若い役者のトレーニングコースとされるテレビの連続ドラマ(平日に毎日放送)に出演するだけに、「今度の作品を通じて役者として認められたい」というオ・ジュウンは「大先輩たちと一緒にやるだけでもとても勉強になる」としている。
1999年に雑誌モデルとしてデビューしたオ・ジュウンは2002年のSBSシチュエーションコメディ『女子高時代』、2003年『太陽の中に』に続き、昨年『パリの恋人』に出演している。
『パリの恋人』の撮影を終え、5か月間友人たちとゆっくりとした時間を過ごし、ダイエットにも精を出したというオ・ジュウンは、高校時代に務めた放送委員の経験を生かし、DJの夢も持っている。