ソウル高等裁判所・民事15部(裁判長:李鎭盛(イ・ジンソン))は6日、女優のソン・ヒョナさんが「麻薬服用の疑いで拘束された際、囚人服を着た写真が公開され、プライベートを侵害された」とし、国家を相手取って起こした損害賠償請求訴訟の控訴審で、原審と同じ「国家はソンさんに2500万ウォンを支給せよ」という判決を下したと伝えた。
裁判部は「刑務所の警備要員が『収容者検索プログラム』に接続し、ソンさんの写真をダウンロード、インターネットに流出した事実と、国家が警備要員の管理を怠ったことが認められる」とし、国家の控訴を棄却した。
ソンさんは2002年、囚人服を着た写真がインターネット上に流出すると、国家を相手取って1億ウォンの損害賠償請求訴訟を起こし、2004年1審で慰謝料2500万ウォンが認められた。