『その時、その人々』林監督「女性問題・演歌、根拠ある」

 映画『その時、その人々』の林相洙(イム・サンス)監督が朴正煕(パク・チョンヒ)元大統領の女性問題や日本の演歌を好んでいたことに関連した部分について、根拠があるとしている。

 林監督は2日午前、ラジオ番組『ソン・ソッキの視線集中』に出演、「演歌に心酔していたとか、女性関係が複雑だったなどの根拠がなければやるべきでないのでは」という質問に、「その根拠を持っており、これを今回裁判所にすべて提出した」と答えた。

 林監督は続いて、「そのために、裁判所ではその部分に関しては名誉毀損が成立しないと判決している」と付け加えている。

 一方、「映画が話題を集めているのが興行に助けとなっていないか」という質問については、「国内市場だけでなく、海外市場を強く狙っている。カンヌ映画祭に出品しようと思うが、毀損した作品を出品できない立場で、日本市場や欧州市場にもこのまま毀損した作品を出すことはできない」としている。

<記事、写真、画像の無断転載を禁じます。 Copyright (c)Chosunonline.com>
関連ニュース