SHINHWA日本ツアーファイナルに5000人のファン熱狂


 「ミナサン、ボクタチハシンワデス!」

 歌唱力とパワフルなダンスで6人組のボーイズ・グループ神話(SHINHWA)が日本に新たな韓流ブームを巻き起こした。

 23日午後7時、東京赤坂の東京国際フォーラムで行われた日本ツアーファイナル「SHINHWA Live in Japan 2005」で神話は「韓国のSMAP」と現地で言われるに相応しい迫力あるステージを披露、客席を埋めて最後まで総立ちで声援を送り続けた約5000人のファンを熱狂させた。

 21日の大阪公演と東京での2公演を合わせ計3回の公演に訪れた観客は合わせて約1万3000人。  

 「ボクタチハシンワデス!」と日本語であいさつしたメンバーは『BRAND NEW』を皮切りに『シューテングスター』『ヒーロー』『ワイルドアイズ』などのヒット曲を次々と披露し、ボーカルのシン・ヘソンがサザンオールスターズの『TSUNAMI』を歌って大きな拍手を浴びた。

 ゲストにはチョンジンの父、チャーリー・パクが登場し、ファンミーティングのために日本を訪問中の歌手のイ・ジフンと最近日本で活動中のSugarが客席から声援を送った。


 2001年から日本で活動している神話は、10~20代のファンに加え、最近では30~40代の女性ファンも急増、この日も10代から60代まで、さまざまな年代のファンが集まった。

 ファンのオカモト・トシコさん(63)は「私はエリックが好きで娘はチョンジンのファン。今までずっとファンで今回は一緒に来れて本当に幸せ」と感激した表情で語った。

 ファンの声援に感動した神話は、公演直後「ステージで倒れてもいいと思った」(ミヌ)、「最初から最後まで総立ちで声援を送ってくれたのが印象的だった」(エリック)など、興奮と喜びを隠し切れない様子だった。  

 神話は今回の日本ツアーでチケットを8000円(約8万800ウォン)で販売、入場収益だけで10億ウォンを稼ぎ出した。会場で販売されたアルバムやグッズの売上額も相当額に達した。

 しかし、最大の収穫はフジテレビやTBSが訪日期間中に密着取材をするなど、現地メディアを通じて神話の認知度が大幅に上昇し、日本のショービジネス界に韓流スターとしての商品性を確認させたことだ。


 すでに神話全員とエリックがそれぞれ1本ずつCM出演のオファーを受け、日本ショービジネス界の有力投資者がメンバーの今後の活動スケジュールを聞くなど、積極的な投資姿勢を見せている。

 そして、イ・ミヌとシン・ヘソンが3月から5月までに日本でシングル、アルバムをリリースしてコンサートを開催する予定で、エリックはドラマ『火の鳥』が3月、映画『甘い人生』が5月、ドラマ『新入社員』が6月に日本での放映、公開を控えている。

 一方、神話は26日、4月に発売を予定している写真集の撮影を東京都内の各地で行い、27日に帰国、30日にはソウル市内のオリンピック体操競技場で大規模なファンミーティングを開催する。

『スポーツ朝鮮/東京=チョン・ギョンヒ記者 gumnuri@sportschosun.com 』

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