崔洋一監督の『血と骨』、日本の映画祭を席巻



 在日韓国人、崔洋一(チェ・ヤンイル)監督の映画『血と骨』が日本の映画祭を席巻している。

 『血と骨』は17日に行われた第49回毎日映画コンクールで日本映画大賞、男優主演賞(ビートたけし)、女優助演賞(田畑智子)など4部門を総なめにし、昨年12月に行われた第17回日刊スポーツ映画大賞でも作品賞をはじめ主演男優賞など4部門を受賞した。

 『血と骨』は1923年に「ジャパニーズドリーム」を抱いて18歳で済州(チェジュ)島から大阪に渡った金俊平(キム・ジュンピョン)の生涯を描いた映画で、2月25日から韓国でも公開される。

 日本の東京朝鮮中高級学校を卒業後、83年に監督デビューした崔監督は、『月はどっちに出ている』『犬、走る DOG RACE』『マークスの山』など20本の映画を手がけた。

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