“Xファイル”被害者クォン・サンウ「芸能界を離れたい」

 韓国のインターネットメディア「ノーカットニュース」は20日、いわゆる「芸能人Xファイル」で実名が取り上げれた俳優のクォン・サンウさんとのインタビューを掲載し、クォン・サンウさんが「自分が芸能人だということに嫌気がさした。芸能界が嫌いだ。これ以上演技をしたくない」と話したと報じた。

 クォン・サンウさんはインタビューで、「悪質な噂は以前もあったのであまり気にしてなかったが、今回は違う」とし、「『ホストバーで3か月』というくだりなど、あまりにもひどい話だ」と怒りを隠せなかったとノーカットニュースは報じた。

 また、「もし私がそんな所で働いたのを見た人がいれば、証拠を見せて欲しい。一人だけでも私の前でその証拠を見せ、いつ、どこで私がどのようなことをしていたとはっきり証明して見せれば、事実だと認めよう」とし、「そんな事があったなら、今このインタビューでクォン・サンウが虚偽事実を流布したと告発すればいい」と話したという。

 今回の事件の対応について、クォン・サンウさんは「簡単だ。この個人データと関連した当事者らがマスコミを通じて『われわれが作った資料はでたらめな偽りの資料です』と全国民に謝罪すること」とし、「あれだけ大きな組織の会社が、しかも専門家まで動員し、あんないい加減なデータをまとめたということが今も理解できない。法的手続きとは別途に個別に謝罪を受けるつもり」と話したと、ノーカットニュースは報じた。

<記事、写真、画像の無断転載を禁じます。 Copyright (c)Chosunonline.com>
関連ニュース