昨年、台湾、ベトナムなどのアジアの国で高い人気を集めたMBCドラマ『大長今』(日本タイトル『宮廷女官チャングムの誓い』)が今年も世界各国で放送される見込みだ。
これと同時に韓国ドラマの海外進出は中央アジア、モンゴル、中東地域へと広がっている。
MBCによれば『大長今』は香港最大の民放局TVBで今月24日から放送され、中国の湖南TVでも放送を控えている。現在、日本のNHK衛星を通じて放送中の『大長今』は、NHK地上波でも再放送される予定だ。
一方、韓国ドラマはアジアを越えて全世界へと領域を広げている。MBCドラマ『イヴのすべて』が2月からウズベキスタンで放映され、現在モンゴルでは『許浚』が放送されている。また、『ホテリアー』がヨルダン、アルジェリア、エジプトなど中東9か国で放送される予定で、『火の鳥』は最近、ガーナに輸出された。
MBCは「昨年1年間でドラマの輸出地域がアジア全域へと広がっただけでなく、輸出額の面でも前年より70%以上伸びた1600万ドル(約167億ウォン)を記録した」とし、「韓流未開の地である西南アジア及び東欧地域へも進出するため、多角的な努力を続けている」と説明した。