シネマテック釜山(プサン)が「松竹ヌーベル・バーグ展」に続き、95年のベネチア国際映画祭受賞作で是枝裕和監督の『幻の光』(1995)を22日から来月6日まで上映すると13日、明らかにした。 『幻の光』は生後3か月の子どもと夫の3人で平和に暮していた平凡な主婦を襲った夫の突然の自殺とその後に経験する悲しみと治癒の過程を美しい映像で描き出した是枝監督の長編デビュー作。 これと共にシネマテック釜山は是枝監督の99年の作品『ワンダフルライフ』も同期間に上映する。