クォン・サンウが既にキャスティングされている今年の話題作『野獣』(キム・ソンス監督、ポップコーンフィルム制作)に劉智泰(ユ・ジテ)が出演する。
ヒット性と演技力を兼ね備えた二人のスター俳優は、3月にクランクインする『野獣』で火花散る対決を繰り広げることになった。
総制作費80億ウォンが投じられる『野獣』は検事、刑事、ヤクザが登場する男性美漂うアクション・ノワール。検事と刑事が協力し合い暴力団組織を一網打尽にするストーリーだ。
『マルチュク通り残酷史』でブルース・リーに憧れる内気な高校生役を演じて300万人の観客を集めたクォン・サンウが、今回はさらにアップグレードして野性美を披露する。ここに『オールド・ボーイ』で同様に300万人の観客を集めた劉智泰が加わり、知的で冷徹な演技を繰り広げる。
クォン・サンウはソウル地方警察庁の刑事役を演じる。世の中には拳で解決刷ることと拳で解決できないことの二つしかないと考える熱血刑事のチャン・ドヨンを演じる。
現在、映画『南極日記』の撮影を間もなく終える劉智泰は『野獣』でソウル地検の検事役を演じる。
新人のキム・ソンス監督がメガホンを取る『野獣』は5か月の撮影期間を経て今年の秋夕(チュソク/旧盆)の公開を目標にしている。
ポップコーンフィルムのハン・ソング代表は「シナリオに時間をかけ、キャスティングも成功し、素晴らしい映画になりそうだ。俳優たちの意欲も強く感じられる」と話した。