演歌界の新女王チャン・ユンジョン、日本進出に意欲

 2004年の各種音楽賞を総なめにした若手演歌歌手チャン・ユンジョン(24)の日本進出が一歩近づいた。

 デビュー曲『オモナ!』を大ヒットさせているチャン・ユンジョンは、地上波テレビ局3社が昨年末に開催した歌謡祭で賞を総なめにした。

 第15回ソウル歌謡大賞の成人歌謡部門の大賞受賞を皮切りに、SBS『歌謡大賞』の本賞とKBS『歌謡大賞』の本賞を相次いで受賞した。

 またMBC『10大歌手歌謡祭』では、演歌歌手としては異例のイ・スンギと共同で新人賞を受賞した。新人賞は文字通りデビューしたその年だけに受賞することができるが、演歌歌手が女性部門の新人賞を受賞したのはチャン・ユンジョンが初めて。

 こうして2004年に華麗なデビューを飾ったチャン・ユンジョンは、今年もますます絶好調だ。

 大ヒット曲『オモナ!』は若い世代をはじめ中高年にまで支持され、多くの人が携帯電話の着信音に設定し、LG携帯電話「CYON」のCMソングとしても使われている。

 また、各種バラエティー番組からも出演依頼が殺到し、SBS『日曜日が好き』やMBC『幸福株式会社』をはじめ、MBC『音楽キャンプ』、SBS『人気歌謡』にも相次いで出演する。

 チャン・ユンジョンは最近、日本演歌界のプリンス氷川きよしと共にテレビ朝日の旅行番組にも出演して日本進出のきっかけを作った。

 今回の出演をきっかけに日本の大手レコード会社からラブコールを受けたチャン・ユンジョンは、現在日本語のレッスンを受けるなど、今年の後半からは日本での活動に専念する予定だ。

 チャン・ユンジョンは「2004年は一生忘れることのできない年になりました。『オモナ!』を応援して下さったファンの皆さんに感謝し、春には新曲をお披露目したい」と今後の抱負を語った。

スポーツ朝鮮/ファン・スチョル記者 midas@sportschosun.com
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