パク・ヨンハ日本ツアー初公演に女性ファン熱狂

 「パク・ヨンハコール」がさいたま市文化センターに響き渡った。

 今月7日、パク・ヨンハ日本ツアーの初公演が行われた日本のさいたま市文化センターは、公園開始2時間前の午後5時からファンで一杯になった。

 計14回が予定されているパク・ヨンハ日本ツアーの初日。追加公演の3回を除き、11回の公演チケットはすべてソールドアウトを記録した。

 公演会場内の記念品売り場も黒山の人だかりとなった。公演パンフレットが2000円(約2万ウォン)、Tシャツが3200円(約3万2000ウォン)という価格だったが、公演終了後の売上は約5000万ウォンに達した。

 この日、デビュー後初の公演を終えたパク・ヨンハからは、まったく緊張した様子は感じられなかった。韓国では公演を行ったことがないが、日本のファンを前にして緊張しないようにと、5時間を7時間に、7時間を9時間に延ばして猛練習した結果だと言う。

 もちろん横浜で行った初のファンイベントの際に集まった5000人やテレビ朝日の『ミュージックステーションスーパーライブ2004』に出演した際に1万4000人を前にして歌ったことも大きな自信につながった。

 『期別』、ドラマ『オールイン』の主題歌『初めて出逢った日のように』などを披露すると日本のファンは大歓声を上げた。中でも4人のバックダンサーと共に『フィクション』を歌った時には、2000人のファン全員が総立ちとなってボルテージは最高潮に達した。

 「アンコールで『幸せであることを願う』を歌った時に涙が出そうになりましたが何とか耐えました。今までは『かわいい』とたくさん言われてきましたが、これからは頼れる男らしい姿を見せたいです」


 実は新人歌手に14回もの公演をやらせること自体が大きな賭けだった。パク・ヨンハは今回の公演を通じて「ヨン様の共演者」という殻から脱皮して一人の立派な韓流スターに生まれ変わった。

 今回の公演を主催したプロマックスの遠山豊社長も「“神秘感”がペ・ヨンジュンの強みなら、パク・ヨンハは“親近感”でファンの心を捕らえた」と絶賛を惜しまなかった。

 「趙容弼(チョー・ヨンピル)も実現できなかった日本全国ツアー」という言葉にパク・ヨンハは謙遜した。「私一人で実現したのではありません。多くの先輩方が日本に進出され、これまでのノウハウのおかげで私がここまでこられました」

 パク・ヨンハは韓国のファンの声援も忘れていなかった。

 「今は一時的に韓国を離れているだけで、皆さんのことを忘れることは決してありません。帰国したら映画やドラマを通じて皆さんにお会いしたいと思います」

 日本での活動を終え、一回り大きくなった姿で韓国に戻ってくることを期待したい。

スポーツ朝鮮/ソン・ウォンソプ記者 five@sportschosun.com
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