日本の韓流ファンがドラマ『悲しい恋歌』のホームページに殺到している。
11日、金鐘学(キム・ジョンハク)プロダクション、ポイボス、イェソンの合同制作3社によれば、『悲しい恋歌』が美しい映像と出演陣の安定した演技で好評を博して5日にスタートした中、クォン・サンウの女性ファンなど多くの日本の韓流ファンがドラマホームページの会員登録を申し込み、VOD(ビデオオンデマンド)サービスを通じてドラマの1~2話を鑑賞した。
『悲しい恋歌』が公式ホームページ(www.sadlovestory.co.kr)とMBCテレビの同ドラマホームページ(www.imbc.com/broad/tv/drama/sadlovesong/)には、数日の間に韓国内の加入者を除いた日本をはじめアジア各国の会員加入者数が大幅に増加し、合計会員数が10万人に迫った。こうした海外のファンは字幕処理もされていないにも関わらず、VODサービスを通じてドラマに接する高い関心を見せている。
日本のフジテレビで現在放映中のクォン・サンウ、崔志宇(チェ・ジウ)主演ドラマ『天国の階段』の放映が終了後、約2週間のブランクを空けて4月頃から『悲しい恋歌』が放送される予定だが、それまで待てないという多くの日本のファンが今回VODサービスを利用したものと見られる。
VODを見た日本のファンは「完璧に内容を理解することはできないが、映像だけでも主人公の運命的で悲しい愛が感じられる」、「韓国という国は本当に美しい所のようだ。ドラマに登場する場面が一枚の絵のようだ」といった書き込みをしてドラマに対する高い関心を示した。
こうした中、日本国内のレンタルビデオ業者などがドラマの違法コピーを流通させ、制作会社側が対策に乗り出している。制作関係者は「ドラマの違法コピー流出は、韓流商品全体に対する被害であるだけに、訴訟を起こしてでも厳しく対処していく」と明らかにした。
『スポーツ朝鮮/チョン・ギョンヒ 記者 gumnuri@sportschosun.com 』