『ブラザーフッド』、米映画サイトが選ぶ最優秀映画に

 映画『太極旗を翻して』(日本タイトル『ブラザーフッド』)のアカデミー賞ノミネートが、また一歩近づいた。

 『太極旗を翻して』(米タイトル『TAEGUKGI: Brotherhood of War』)は3日、米国の映画サイト「Ain't It Cool」(www.aintitcool.com)の創設者でコラムニストのハリー・ノールズが選んだ「HARRY'S TOP TEN MOVIES OF 2004!」で1位となった。

 同サイトは毎日、全世界から150万人以上がアクセスする人気サイト。ハリウッドの映画会社は同サイトの評価を重要視するなど多大な影響力を持っている。

 ハリー・ノールズは3日、同サイトで「『太極旗を翻して』は今までに作られた戦争映画の中で最も素晴らしい作品」とし、「スペクタクルのみならず、二人の兄弟愛が美しい」と絶賛した。

 ハリー・ノールズはまた、「韓国人は最近、多くの名作を作り出している」とし、「『太極旗を翻して』を2004年の最優秀映画に選定する」と明らかにした。

 『太極旗を翻して』の米国内でのビデオ配給会社であるソニー・コロンビアは「Ain't It Cool」のこうした選定が来月に開催される第77回アカデミー賞で『太極旗を翻して』が韓国映画史上、初めて外国語映画部門にノミネートされ、受賞の大きな追い風になると期待を寄せている。

 他にも『実尾島』(『シルミド/SILMIDO』)が7位に選ばれ、「チャールズ・ブロンソン主演の『特攻大作戦』次ぐ秀作」と評した。

 また、昨年には『オールド・ボーイ』が同サイトが選ぶ2003年
の10大映画に選ばれ、作品性を認められた。

スポーツ朝鮮/キム・ソラ記者 soda@sportschosun.com
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