シン・スンフンの日本進出にゴーサインが出た。
昨年10月に日本の東京と大阪で行ったコンサートが好評だったシン・スンフンが、4月頃に日本でシングルをリリースして本格的な現地での活動に入る。シングルにはシン・スンフンが今までにリリースしたヒット曲から3~4曲が収録される予定でリードトラックは日本語で歌われる。
日本進出を後押ししたのはシン・スンフンの声に惹かれた日本のファンからの熱いラブコール。今月1日、大阪で開かれたNHK「日韓友情音楽祭2005」に出演した韓国人アーティストの中でエンディングを飾ったシン・スンフンに対して客席を埋めた日本のファンの一人は「シン・スンフンが日本のテレビ番組に出演したのは今回が初めて。早く日本で活動してほしい」と感激した様子で語った。
この日の司会を務めたNHKの宮本隆治アナウンサーも「東京と大阪公演に数千人のファンを集めた韓国のバラードの皇帝」と絶賛した。
シン・スンフンは「空港で出迎えてくれたファンの姿を見て驚いた。中高年のファンが『シン・スンフン、ようこそおいでくださいました』と書かれたプラカードを持って立っている姿に胸が詰まる思いがした。歌詞も韓国語なのにメロディーだけを聴いて涙するファンの姿を見て音楽は人の心を結ぶと実感した」と語った。
すでに日本にはシン・スンフンのファンクラブ「Shin-phony」が活動しており、1日のNHK出演のためにシン・スンフンが滞在した大阪のホテルには、多くの日本のファンが集まった。
シン・スンフンの所属事務所ドロシーミュージックのペ・ソンウ代表は「4月に日本でシングルを発表した後、ヒット曲を収録したシングルを継続的にリリースする予定。日本での活動後、9月には韓国で10thアルバムをリリースする」と話した。