張東健、津波被害で映画『台風』ロケ参加を延期

 俳優の張東健(チャン・ドンゴン)が映画『台風』(クァク・キョンテク監督、ジニサフィルム)の撮影参加をしばらく延期することにした。

 張東健は当初、28日にタイへ向かって撮影に参加する予定だったが、26日に起きたスマトラ沖地震の影響でスケジュールを変更した。

 張東健はタイのクラビ島にある映画『台風』の撮影セットが完全に破壊されたため、現地の状態が落ち着くまでは韓国内で待機するものと見られる。

 張東健は一歩間違っていれば、今回の地震による津波被害に直面するところだったという。

 今月23日に映画『台風』の今回分の収録を終えた張東健は、今回の津波被害を受けたタイの観光地ピピ島で休暇を過ごす予定だったが、日本での写真集とDVDの発売PRのため予定を変更した。

 張東健の関係者は「もし日本に行かなく予定通り休暇をとっていたら被害に遭っていたかも知れない」としながら、「ファンの熱烈な声援に押されて日本を訪問することになっただけに、ファンのお陰で張東健さんが助かった」と胸を撫で下ろした。

 張東健は映画『台風』で脱北者のシン役を演じている。

スポーツ朝鮮/シン・ナムス記者 delta@sportschosun.com
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