ここ数か月間、映画界最大の関心事だったペ・ヨンジュンの相手役にソン・イェジンが確定した。
ソン・イェジンはペ・ヨンジュンを主人公にキャスティングした許秦豪(ホ・ジノ)監督の映画『外出』のヒロインにキャスティングされた。これを受け、韓流ブームの頂点に立っているドラマ『冬のソナタ』の主人公と『夏の香り』のヒロインが共演することになった。
『外出』の製作会社ブルーストームは23日午前、「ソン・イェジンが『外出』のヒロインに最終確定した」と発表した。これまでヒロインのキャスティングが難航していた『外出』は、これで来年1月中旬、無事クランクインできるようになった。
ソン・イェジンは『外出』を通じて、これまでの清楚なイメージから脱し、ペ・ヨンジュンと危険な恋に落ちる女性を演じる予定だ。許監督の三番目の作品『外出』は愛の裏切りという惨憺たる現実に直面した二人の男女が、次第に危険な恋に落ちる内容のラブストーリー。
ソン・イェジンはペ・ヨンジュンと恋に落ちる中学校教師、ソヨンを演じる。
ソン・イェジンとペ・ヨンジュンは各自、夫と妻が交通事故に遭ったという知らせを受け、地方の病院に駆け付けるが、現場で相手の夫と妻が不倫関係にあることを知る。意識不明状態の夫を看護するソン・イェジンは、同じ状況のペ・ヨンジュンと相憐むうちに、次第に致命的な恋に落ちてしまう。
ソン・イェジンは「これまで直接経験したことのない感情とキャラクターであるため、なおさらやってみたいと思った。以前から優れた演出力と美しい映像を作り上げる許監督の作品に必ず一度出演したいと思っていた」と、作品に対する期待と覚悟を語った。
許監督は「ソン・イェジンは20代の初々しく溌剌とした姿の中に成熟した女人の雰囲気を隠している女優だ。彼女のこのような魅力が『外出』のソヨン役に最もふさわしいと考えた」と話した。
『ラブストーリー』 『永遠の片想い』などを通じて韓国映画界に存在感を示したソン・イェジンは、最近、鄭雨盛(チョン・ウソン)と共演した『私の頭の中の消しゴム』を通じて“ラブストーリーの女王”というニックネームを得ている。
『外出』は助演のキャスティングを終えれば、来年1月中に撮影に入り、来年9月に公開される予定だ。