映画『幼い新婦』に主演したムン・グニョン(17)の外祖父が30年間、長期囚として服役した統一運動家のリュ・ナクジンさん(77)であることが分かった。
日曜新聞は14日、「『幼い新婦』ムン・グニョンの悲しい家族史」という見出しの記事でムン・グニョンの母方に隠された過去を詳細にわたって伝えた。
同紙によれば、ムン・グニョンの外祖父は「統一革命党再建事件」「救国前衛事件」などで30年を長期囚として服役したリュ・ナクジンさんで、リュさんの妹ヨンソンさんは光州(クァンジュ)事件当時、鎮圧軍の銃弾に倒れたという。
同紙はまた、「ムン・グニョンの外祖母シン・エドク氏の波乱万丈な人生」という記事で、現在ムン・グニョンに付き添っている外祖母のシン・エドクさん(73)が獄中の夫に代わって一人で子どもを育てた過程を紹介した。
これについてムン・グニョンの所属事務所ナムアクターズは15日、「ムン・グニョンの家族が昨日、この記事を読んだ。いつかは明らかになる話しだったが、敢えて自ら話す内容でもなかったことから、これまで明らかにしてこなかったようだ。また、ムン・グニョン本人のことではないため、本人や家族は今回の記事について応じるつもりはない」と話した。
日曜新聞は「こうした事実はシン・エドクさんが最近、ムン・グニョンの外祖母としてメディアで取り上げられるようになり、光州で『ムン・グニョンが長期囚リュさん一家の外孫』という噂が広がるようになって明らかになった」と伝えた。
シンさんは光州で公務員として働くムン・グニョンの両親に代わって芸能活動をするムン・グニョンの世話をしている。