今年の韓国映画の観客動員は昨年より増えたが、韓国映画産業の採算性は大幅に悪化したことがわかった。
韓国映画の占有率は伸びているが、国内市場では1本平均5億9000万ウォンの損害を被ったことがわかった。
映画配給会社「アイエムピクチャーズ」がまとめた「2004年映画市場分析」(12月5日以降は予想値)によると、今年の全体の映画観客数は1億3000万人(前年比8.1%増加)だった。
このうち7300万人(前年比22.5%増加)が韓国映画を鑑賞し、韓国映画の占有率は56%と、本格的な観客集計が始まった90年以来最高値を記録した。
しかし、こうした記録とは裏腹に、内実は振るわなかった。
今年公開された韓国映画は71本で、1本当たりの平均制作費は42億1000万ウォン(前年比13%増加)だった。
しかし1本当たりの収益は3億4000万ウォン(前年比32%減少)に過ぎなかった。制作費が増加した一方で興行が振るわず、ビデオ版権価格も下落したため、国内市場では1本当たり5億9000万ウォン(総額419億ウォン)の損害を記録した。
ただし、版権の輸出など海外での売り上げは660億ウォン(前年比78%増加)を記録、1本当たり3億4000万ウォンの収益を上げ、海外輸出に活路があることを示した。
今年の興行成績の上位は『太極旗を翻して』(日本タイトル『ブラザーフッド』)、『実尾島』(日本タイトル『シルミド/SILMIDO』)、『トロイ』、『シュレック2』の順だった。上位10作品は韓国映画と米国映画が半分ずつ占めた。