日本の韓流ブームの火付け役となったドラマ『冬のソナタ』視聴者の26%が「韓国に対するイメージが変わった」と答えたと、現地メディアが4日、報じた。
NHK放送文化研究所が9月、日本全国の2200人を対象に世論調査を実施、1289人の回答を分析した結果、『冬のソナタ』を見た人は38%に達した。
視聴者に番組をきっかけに韓国文化への接触を質問したところ、50%が何らかの形で「触れた」と答え、接触分野は韓国ドラマ、映画、本、雑誌、料理の順で多かった。
また、韓国語を学びたいという人や韓国に旅行したいという人の割合もそれぞれ2%いることが分かった。
また視聴者の26%が「韓国のイメージが変わった」と答え、「韓国への興味が増した」(22%)、「韓国文化への評価が変わった(13%)など、意識面でも肯定的な変化を挙げた回答が高い割合を占めた。
研究所の関係者は「『冬のソナタ』が一部のファンのみならず、多くの国民に支持され、韓国文化全般への関心を高めた」と分析した。
また同関係者は「日本でドラマがこれほど社会現象になったのは、『おしん』以来ではないか」と付け加えた。